「プラスアルファ」はモットーであり、やりがいでもある。

入社して以降、着々と成長を続けるコンサルタントたち。そこには知られざる決意や見えない努力がありました。若手社員は何を目標として、どのように達成してきたのでしょうか。その能動的な成長ストーリーをご紹介します。

A.Torikai(#businessconsultant
PwCコンサルティング合同会社 Business Consultant シニアアソシエイト

2018年に大学卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。以後、営業改革、新規ビジネス策定、データ分析などに携わる。現在はレビュアーとしての後輩育成やチームリードも担う。

※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。

STORY Part1 自分にできることは何か。

私は何事にも興味を持てる性格で、就活では多くの業界を視野に入れていました。たくさんの企業のOB・OG訪問を経て、PwCコンサルティングへの入社を決めた理由は、ずばり「人」です。自分が担当する仕事に誇りを持ち、キラキラと輝くPwCコンサルティングの方たちの姿が魅力的で、「私もこの人たちと働きたい」と強く感じたのです。

実際に入社すると、先輩たちは自分達の仕事をきちんとこなしながらも、私への指導やサポートなども十分にしてくださり、人としての温かみを感じました。その一方で、「いつまでもお手間をかけるわけにはいかない。先輩たちを少しでも楽にしたい」という気持ちも湧くように。そこで、自分に割り振られた仕事を着実に進めるのはもちろん「雑務でもいいから何か手伝えることはないか」「チームの効率を向上させられないか」を常に考え、依頼された仕事にプラスアルファして提出・提案をすることを意識するようにしました。例えば、議事録を取る作業は誰でもできるため率先して手を上げる、属人的だった資料管理の一覧表をつくってみるなど積極的に行動しました。平均すると、週に3つは改善案を出していましたね。

入社1年目に感じたのは、先輩方の責任感の強さです。例えば、私が上司に提出すべき資料の事前確認を身近な先輩に依頼したとき、「ここはいいね」「ここは修正しようか」と熱心にフィードバックをくださいました。さらに、提出した資料に対して上司から指摘があった際もただそれを受け入れるのではなく、「ここはTorikaiも私も正しいと思っています」と意見を伝えてくれたのです。私を信用し、先輩自身も自分ごと化してくれる姿勢に感動しました。また、別の上司からは苦手な業務への向き合い方も教わりました。私は人前で話すのが苦手で、プレゼンテーションの内容を間違えてしまったり、言い淀んでしまったりすることがよくありました。克服のため、上司にアドバイスを求めたときに返ってきたのはこんな言葉です。「話すのが苦手なら、その分内容に力を入れればいいんだよ。苦手なことを克服するのは難しい。まず得意なことを磨いてみるのはどうかな」。この一言で気持ちが軽くなり、まずは資料作りなどの準備に全力を注ぐよう考えが変わりました。資料の仕上がりに自信を持つことでプレゼンへの緊張も薄まり、結果的には発表の質も向上しました。苦手なことをカバーできるくらい得意なことを伸ばす。得意なことを伸ばすことが、苦手克服の糸口となる。この経験は、私のキャリアの大きな軸となっています。

STORY Part2 スピードとクオリティ。

私が所属する部門、カスタマートランスフォーメーションの主な業務は、顧客接点における売上向上策を提案することです。営業活動の改善や新規ビジネスの策定などが求められており、その中で私はデータ分析によるアプローチを得意としています。ある案件で、分析の方向性が1カ月かけても決まらなかったとのことで、「Torikaiさんもメンバーに入ってもらえないか」とアサインされたことがあります。同じ企業の別案件を担当していた私にとっては、企業知識と分析スキルを活かせる大きなチャンス。重要ポイントを整理して方向性を決め、3日後には提案することができ、プロジェクトを立て直すことができました。この経験は、大きな自信につながりましたね。データ分析の面白さは、分析に係る専門知識だけではなく、ビジネスサイドからの要求を加味した分析の全体設計や示唆出しにより、結果に差が出ることです。さまざまなソリューションや業界テーマに取り組む私たちは、知識の量では専門家に劣ります。しかし、知識に分析結果を掛け合わせ、最適な提案ができたときに喜びを感じますね。

もう1つ記憶に残っている案件は、1.5カ月という短期間で事業計画書を策定するプロジェクトです。この計画書は、異なる3社の経営層に向けて、合同での新規ビジネス開始の投資意思決定をしていただくための書類であり、短期間で高品質のアウトプットが必須でした。そこで意識したのは、常に先回りして、お客様の要望にプラスアルファのご提案をすること。これまでのキャリアで学んだ、「プラスアルファの提案」「内容に自信が持てるまでやり抜くこと」という経験がここで役立ったのです。無事に、プロジェクトは完遂。クライアントからは「スピーディーに高品質なものをつくっていただきありがとうございます」と嬉しい言葉をいただき、その後さまざまなご依頼をしてくださるようになりました。

STORY Part3 指名されるコンサルタントへ。

仕事のやりがいは、クライアントのトップライン向上に寄与できることです。私たちが提案する内容によって売上が向上し、結果として企業が成長していく。その一端を担うことができているという実感が、やりがいにつながっています。今後は、クライアント企業の成長により貢献するため、指名で依頼されるコンサルタントになりたいです。私の理想としている社内の先輩たちは、仕事が正確で責任感も強く、さらに人間的にも優れている方が多いように感じます。得意のデータ分析を磨きながらも、専門知識の吸収から逃げず、それでいて人間力も身につけ「Torikaiさんにぜひお願いしたい」「一緒に働きたい」と言っていただけるようなコンサルタントを目指していきます。

Private

休日の楽しみは部署のメンバーと料理を持ち寄り、パーティをすることです。もちろん参加は自由。新入社員からベテランまで幅広い社員とその家族が集まり、料理を楽しみます。いい意味でくだけた雰囲気で、非常に居心地がいいです。

若手の“能動的”成長ストーリー

困っているお客様を助けたい。
そのために、何をすべきか。

異国の地で味わった悔しさが忘れられない。最高の環境で成長し、いつかはリベンジを。
#itsolutionconsultant

 

仕事は、
難しいから面白い。

目の前の仕事や自分の課題に向き合い続けた。それが、成長とやりがいにつながっている。
#strategyconsultant

 

「プラスアルファ」はモットーであり、やりがいでもある。

データ分析スキルと高い行動力が武器。目標は、指名が来るコンサルタントになること。
#businessconsultant