Background
日英の大学を卒業。語学力を生かし、グローバルに活躍することを目指す
私は日本の大学と英国の大学、2つの国の大学で学位を取得し、PwCコンサルティングに入社しました。日本の大学で学んでいたのは社会学です。主に過労死など労働問題についての研究を行っていました。英国の大学で学んでいたのは教育学や言語学。日英の異なる環境下で多様な学びに触れることができ、充実した学生時代を過ごすことができたと感じています。
コンサルティング会社を志望したのは2つの理由からです。1つ目は興味のある分野という観点で、大学での学びを通して、日本の労働環境に対して大きな課題を感じていたためです。留学したことで日英の働き方の違いにも驚かされました。「もっと働く人が輝けるような環境がつくれるはず」「働く人を支えたい」。そんな観点から、コンサルティング会社に興味を持つようになりました。2つ目は、「語学力を生かしてグローバルに活躍したい」という目標です。新しいことを学ぶのが好きなので、開かれた、刺激のある環境の中で学び続け、グローバル人材として成長したいという思いを持って志望しました。
こうした思いがかなえられそうだと感じた会社が、私にとってPwCコンサルティングでした。「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」というPurpose(存在意義)を掲げているところ、そして説明会や面接で出会った“人”の魅力に引かれました。コンサルタントらしいロジカルな思考や高いビジネススキルに加えて、常に学ぶ姿勢を持つ勉強熱心な方ばかりで、「こういう人たちに近づきたい」「一緒に働きたい」と強く思ったことを覚えています。
もう1つ、入社の決め手になったのが、ITSCとして2年間の研修を受けられるというところです。就職活動中に「これからの時代は、どのような仕事であっても必ずITが必要になる」「自分の市場価値を高めるためにもITスキルを身につけたい」と感じており、文系出身でそもそもITスキルに不安があったということも相まって、手厚い研修は非常に魅力的でした。しかも、コアコンサルのスキルとITスキルを同時に磨くことができるのです。ほかの会社にはない、なりたい自分に近づける環境がPwCコンサルティングにはあり、迷うことなく入社を決めました。
入社後の約半年間は、座学とワークを中心とした研修を受け、その後、OJTという形で実際のプロジェクトにアサインされました。現在は製造業のクライアントを対象に、国内本社と欧州の拠点とのネットワークやコミュニケーションツールを統合するプロジェクトに従事しています。このプロジェクトは国内外の従業員同士が効果的にコラボレーションできるような基盤を構築するもので、元々関心のあった「働く人を支える」というテーマに通じると感じています。