新卒1期生として、同期と切磋琢磨しながら自分の道を切り開く
グロービス・キャピタル・パートナーズは、創業・成長段階のスタートアップ企業に対し、人材、資金、経営ノウハウを総合的に支援するベンチャーキャピタルです。起業家とともに成長を共有できる、未来のある仕事と言えるでしょう。
新卒でPwCコンサルティング(当時はアーサーアンダーセン)に入社して約5年間、主に製造業のクライアントに対して、サプライチェーン改革や、業務改革などのビジネストランスフォーメーション案件のコンサルティングに従事しました。ちょうど新卒第1期生にあたり、東京本社で採用された同期は8名でした。私は浪人や司法試験で周囲より就職が2年遅れていたため、早く成長したい気持ちが強く、先輩のいないチャレンジングな環境に魅力を感じて入社しました。
入社後は、同期とのコミュニティが大きな財産になりました。総合コンサルティングファームには、テック系から戦略系まで多様なコンサルタントが揃っています。同期入社の仲間は、年齢も社会人経験もほぼ同じでありながら、スキルも個性も全く異なる良きライバル。業務上のレポートラインから離れ、同期と議論を重ねたり情報を共有したりする時間は、大きな学びと刺激になりました。
そうした恵まれた環境にもかかわらず、実は入社直後に会社を辞めようと思ったことがありました。当時アサインされたプロジェクトではシステム系のスキルが求められ、私がイメージしていたコンサルタント業務と乖離があったためです。しかし、新たなプロジェクトでとても尊敬できる上司と出会ったことで、考えが変わりました。
その上司はサプライチェーンマネジメントやコスト削減に強く、私も数年はその領域でキャリアを積むことになりました。若手のキャリアやスキルを左右するのは、どのような上司と、どのようなプロジェクトに参画したか、だと思います。自分の問題意識や適性に合った環境を見極めること、自分の意見を発信していくことの重要性を感じました。