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リスクが多様化し、複雑に絡み合う状況下においてこそ、内部監査はその真価を発揮することが期待されます。
内部監査は企業等の経営における信頼の要です。内部監査は、人材・プロセス・システム・データに信頼を与えることにより、企業と企業を取り巻くさまざまなステークホルダーがリスクを多角的な視点で捉え、機動的に対処し、より良い意思決定を下すことを可能にします。
また内部監査は、リスク思考・客観性・組織全体へのアクセスという、他の部門や組織とは異なる固有の資質を備えています。
適切なビジョン・アプローチ・テクノロジーを備えた内部監査は、企業等がリスクに適切に向き合い、将来を予測することを手助けする「灯台」として、企業価値を保護するだけではなく、企業が新たな価値創造の機会を見つけるための支援を担うことが期待されます。