グローバルJBNリーダーからのメッセージ

日本企業の海外展開を成功へ導く

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的蔓延やさまざまな地政学リスクによって、企業を取り巻く環境がますます不確実なものとなっています。またこれらがもたらすパラダイムシフトによって、企業は国内外を問わずビジネスモデルの変革を迫られつつあります。

しかしながら、デジタル化のための仕組み作りや推進に必要な人材そのものの変革を自力のみで実施できる企業は、まだ少ないのではないでしょうか。そして今後、企業同士のグローバルベースでの再編も必要になってくると思われます。

このような時こそ、ぜひ私たちのような専門家のスキルや経験、ネットワークを上手く利用いただくことで、皆様の海外ビジネス展開を成功に結びつけていただければと考えています。PwCの強みは、世界149カ国に約370,000人以上のプロフェッショナルからなる強力なグローバルネットワークを擁していることです。このグローバルネットワークの中で、私たちは世界40カ国・地域に日本企業の海外進出をサポートするJBN（Japan Business Network）というネットワークチームを組織しており、強力な人材が国境を越えたグローバル連携を強化しています。

一口に海外事業と言っても、その目的や地域、戦略や具体的な手法は各社により異なります。その中で最善を選ぶためには、確固たる海外進出戦略や、展開する国や地域に精通した人材が不可欠となります。なおかつ、その国でビジネスを成功させるためには、法令や商習慣を熟知しているだけではなく、政財界をはじめとしたビジネス人脈も欠かせません。

PwCの海外事業支援は、現地において単に日本語でサービスを提供するだけでなく、文化や商習慣の違いから生じるさまざまな問題の解決までを視野に入れています。日本人と現地の専門家が複合チームを作ったり、現地の商工会議所や経済団体とも連携して法規制や各業界の最新動向をいち早く入手したりしながら、お客様と一緒になって海外事業の成功に取り組んでまいります。私たちは、グローバルネットワークの知識と経験を集約し、日本企業のさらなる国際競争力強化に貢献します。

JBNリーダー
足立晋

プロフィール

大手金融機関、国際会計事務所系コンサルティング会社を経て、2006年にべリングポイント株式会社マネージングディレクターに就任。2009年、同社のPwCネットワークへの加入と社名変更に伴い、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント株式会社パートナーおよび金融サービス事業部リーダーに就任。2010年にはプライスウォーターハウスクーパース株式会社の金融サービス事業部リーダーに就任。

2011年から2年間のPwC米国法人ニューヨーク事務所金融サービス部門への出向を経て、2016年7月に、PwCコンサルティング合同会社の代表執行役CEOに就任。

2020年7月、同社代表執行役副会長およびPwC Japan合同会社の執行役常務に就任し、PwC Japanグループ横断の金融インダストリーリーダー、また、日本企業の海外事業展開を支援するグローバルネットワーク（JBN）のリーダーとなり、現在に至る。