Career Path

コアスキルと専門性を着実に身につけられる
研修制度とキャリアサポート

PwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)とPwCアドバイザリー合同会社(以下、PwCアドバイザリー)では、新入社員がプロフェッショナリズムを備えたコンサルタントとして活躍できるよう、知見とノウハウを結集させた研修プログラムとトレーニング制度を提供しています。若手コンサルタント5名が、研修から得られた学びやキャリアパスについて語ります。

<対談者>
Y.Okamoto
(#strategyconsultant) PwCコンサルティング合同会社 Strategy& シニアアソシエイト
M.Uchikoshi(#itsolutionconsultant) PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト
E.Okada#mastrategyconsultant #dealadvisory) PwCアドバイザリー合同会社 Deals VCIU シニアアソシエイト
R.Kikuchi#mastrategyconsultant) PwCコンサルティング合同会社 People Transformation シニアアソシエイト
T.Zhan(#technologyconsultant) PwCコンサルティング合同会社 Technology Consulting シニアアソシエイト

※所属、役職およびインタビュー内容は掲載当時のものです。

コンサルタントに欠かせない
基礎スキルとマインドセットを学ぶ

Kikuchi
PwCコンサルティングでは、入社後1カ月間は全体で研修を実施し、その後、各配属先に分かれて研修を行います。全体研修の大きな目的は、コンサルタントに求められるマインドセットやコンサルティングスキルを醸成すること。コンサルティングスキルについての研修では、毎回、「ロジカルシンキング」や「議事録の取り方」といったテーマが設けられ、先輩社員の講義を受けるだけでなく、座学で習得したことを実際のプロジェクトを想定しながら実践するケースワークがあります。

Okada
リモート環境下での新卒研修は、講師が参加者と対話しながらアトラクティブに行うものと、社内規定やツールの使い方などを録画した研修プログラムを各自がオンラインで受講するものの2種類があります。2020年、21年の新卒研修では、対面でもオンラインでも同じクオリティの研修を提供することを心掛けていました。

R.Kikuchi
PwCコンサルティング合同会社 People Transformation シニアアソシエイト

E.Okada
PwCアドバイザリー合同会社 Deals VCIU シニアアソシエイト

Kikuchi
まず研修の初週に、コンサルタントに求められるマインドセットとして、「(研修中も)主体性をもち、プロフェッショナルとして行動してください」と教わるのですが、それを実践できる場としてケースワークが用意されています。意見交換やプレゼンテーションなど自らアクションを起こせる機会がたくさんありますし、研修中に気づいたことを仲間にフィードバックしたり、逆にフィードバックをもらったり。自然に主体性を育むことができたと感じています。

Okada
例えば、座学で議事録の取り方を教わった後、すぐにケースワークで実際のミーティング音声を聴きながら議事録を作成するなど、インプットとアウトプットをセットで学べるところがポイントですよね。

Kikuchi
いい意味で緊張感があり、「明日もやってやるぞ」というモチベーションを保つことができました。プロフェッショナルに求められるマインドセットや、品質に対する意識の高さを入社後すぐに身に染み込ませることができたことは、コンサルタントとして働く上での強力な武器になっています。

実際のプロジェクトと同じ環境で
専門性と実践力を磨く

Kikuchi
新卒採用者の場合、全体研修が終わったタイミングで配属先が決まり、各配属先でそれぞれ特色のある研修がスタートします。例えば私が所属するBusiness Transformationでは、実際のプロジェクトに参加するOJTを2ラウンドに分けて実施します。1回目のOJTを約2週間行い、その振り返りや改善に取り組む研修を経て、初回と同じプロジェクトで2回目のOJTを行います。入社1年目にしてクライアントへのプレゼンテーションを経験できるだけでなく、PDCAを回して改善するステップまで踏めるので、その後のプロジェクトにギャップを感じることなく参加できました。

M.Uchikoshi
PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consultant アソシエイト

T.Zhan
PwCコンサルティング合同会社 Technology Consulting シニアアソシエイト

Zhan
Technology Consultingではチーム全体の研修が1カ月間あり、ネットワークの基礎や理論の座学、サーバー構築やネットワークキャプチャなど、テクノロジーに重きを置いた研修を行います。さらに、サブチームに分かれて研修を1カ月間行い、そこでは実際のプロジェクトのさまざまなフェーズを模したケースワークに、2~3人の新人チームで取り組みます。これは後になってみるとより実感するのですが、実際のプロジェクトとほぼ同じ工程を体験できるので、非常に実践的なケースワークになっていると感じました。

Uchikoshi
私が所属するIT Solution Consultantでは、主に2つの取り組みを行っています。1つ目は、各自が担当するITソリューションに紐づくプログラミング言語を学ぶプログラミング研修。もう1つが、IT全般の知識やビジネスアプリケーションについて学ぶITリテラシー研修です。私自身、プログラミング経験ゼロの状態でしたが、研修を経てプロジェクトで求められるレベルの知識とスキルを身につけることができたので、とても学びの多い研修だったと思っています。

Okamoto
PwCコンサルティングの戦略コンサルティングチームStrategy&では、OJT以外に大きく2つの研修があります。まず特徴的なものとして、Strategy&のグローバルネットワークの各地で開催されている研修の1つに参加する海外研修があります。現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の収束状況次第だと思いますが、私の場合はオーストラリアのヌーサでStrategy& オーストラリアのメンバーと演習を行いました。2つ目が、戦略案件のケースワークを新入社員で実施するケース演習です。3~4人のチームで課題に取り組み、最終日にはパートナーやマネージャーの前で発表を行う、研修の集大成のような位置づけになります。それ以外にも、Strategy&独自の評価制度やPCL(Project Closed Loop)と呼ばれるフィードバック制度など、ジョブにアサインされた後も継続的に成長できる仕組みや、学習する研修が用意されており、研修終了後にスムーズにStrategy&にジョインできる環境が用意されています。

Okada
私が所属するPwCアドバイザリーでは、全体の新卒研修の後、初歩的な財務分析や事業再生のケースワークを行うなど、ディールアドバイザリー業務に関わる独自の研修を1カ月ほど受けます。その後に現場にアサインされるのですが、約1年間は数カ月ごとに担当案件のローテーションが行われます。この約1年のローテーション期間に自分がコミットしたい案件の方向性を見極めたり、社内の人脈を広げたりできるので、腰を据えてプロジェクトに携わり始める2年目にスムーズに移行できたと感じています。

継続的な学びとサポートで
キャリアパスを正しく描く

Okada
研修以外にも、継続的に成長するためのサポート体制が整っていますよね。例えば、社員一人ひとりに2つ上の職階の育成担当者がつくコーチ制度が挙げられます。業務に関するフィードバックやアドバイスはもちろん、将来に向けたキャリア形成からちょっとした悩みまで、いつでも気軽に相談できる存在がいることが心の支えになっています。

Kikuchi
例えば、3年後に自分がなりたい姿をコーチに話すと、今取り組むべきことを教えてもらえたり、アサインを工夫してもらえたり、人を紹介してもらったりすることもあります。また、Business Transformationではチーム内のプロジェクトやソリューションなどをシェアするミーティングを定期的に設けているので、それも大切な学びの機会となっています。

Zhan
Technology Consultingには技術系の資格を取得したい人が多いので、資格取得に向けた費用の補助やeラーニングの提供などのサポートを行っています。

Y.Okamoto
PwCコンサルティング合同会社 Strategy& シニアアソシエイト

Okamoto
Strategy&にはMBA取得支援制度があります。また、キャリアパスを正しく描くという視点で言うと、360度評価をかなり丁寧に行っている点も特徴です。例えば私が評価対象であれば、私と一度も働いたことのないスタッフが、1年間に私と働いたことがあるコンサルタント全員にインタビューを行い、その客観的評価をさらにマネージャーやディレクター、パートナー全員で議論して評価を導き出します。人にもよりますが10~20名にインタビューを行った上で評価をするため、かなり労力のかかる仕組みなのですが、公正かつ適切なフィードバックを頂けるので、自分の強みや改善点を明確にすることができます。

Uchikoshi
IT Solution Consultantでは、Management Functionという役割を設け、所属コンサルタントが IT Solution Consultantという組織を自分たちで作り上げていく活動をしています。コミュニケーションチームでは部門内外のコミュニケーションを促進し、リクルーティングチームではIT Solution Consultantの採用活動をサポートし、ラーニング&ディベロップメントチームでは、研修や自発的な学習のサポートを行っています。また、研修終了後もオンラインの学習プログラムなどで業務と並行しながら自分に必要なスキルを継続的に学び続けることができるよう、独自に支援しています。

5人が目指す人物像とは?
どんな方と一緒に働きたい?

Kikuchi
最後に各自の今後の目標を教えていただけますか。

Okada
現在、私はインフラ業界に携わっていますが、インフラは全ての産業に関係するので、視野を狭めないようにしたいと思っています。専門性を追求しながら、それを他の分野にも生かせるような広い視点を培っていきたいです。

Uchikoshi
私は理想を掲げて終わりではなく、クライアントが変革し切るところまで伴走するコンサルタントになりたいです。そのために、変革のその先まで見据えた構想策定や、実現可能性に基づく要件定義ができるようなスキルや経験を身につけたいと考えています。

Zhan
セキュリティに関する専門性だけでなく、特定の業界やクライアントに精通したスキルや経験を磨くことで、自分の個性や色を身につけ、クライアントからも会社からも一個人としての価値を感じていただけるようなコンサルタントを目指しています。

Okamoto
私は社会課題の解決を人生の目標に掲げているので、そこに対する自分の影響力を高められるように、積極的にチャレンジを続けていきたいと思います。

Kikuchi
私は組織・人事コンサルティングに携わっていますが、人事というパッケージにとらわれることなく、人に関わるあらゆるクライアントの課題に寄り添い、解決に導くパートナーになりたいです。そして、一緒に働きたいなと思うのは、仲間とともにチームで成果を出すことが好きな方です。コンサルティングのプロジェクトは、個々人の力ももちろん大事ですが、チームで価値提供を生み出す仕事だからです。そこに楽しさを見いだせる方とぜひ一緒に働きたいと思っています。

Okamoto
コラボレーティブなコミュニケーションは大切なポイントですよね。戦略やロジックだけでなく、人間力を備えたコンサルタントになりたい方は、PwCコンサルティングに向いているのではないでしょうか。

Zhan
それと同時に主体性をもつことも重要です。自分から積極的に発信すれば、サポートしてくれる人や体制は十分に整っています。

Okada
自分の成長に責任をもつ。つまりそれは、考え続けること、疑問を持ち続けること、当たり前だと思わずに問題提起し続けることだと思います。考え抜くことが苦でない方に入社していただけるとうれしいですね。

Uchikoshi
IT Solution Consultantに関して言えば、ITやテクノロジーを武器にコンサルタントとしてのキャリアを築きたい方、そして組織を自分たちで作っていくことにワクワクする方におすすめです。ぜひ一緒に、まだどこにもいない新しいコンサルタントを目指しましょう!

R.Kikuchi(#mastrategyconsultant
PwCコンサルティング合同会社 People Transformation シニアアソシエイト

2017年に大学院修了後、新卒でPwCコンサルティングに入社。入社時から一貫して組織・人事コンサルティングに携わる。人事制度設計支援やM&Aにおける人事制度統合支援のほか、オフィス移転時の社員の意識・行動変革支援や360度評価支援など、さまざまなプロジェクトを担当。

E.Okada(#mastrategyconsultant #dealadvisory)
PwCアドバイザリー合同会社 Deals VCIU シニアアソシエイト

2018年に大学卒業後、新卒でPwCアドバイザリーに入社。エネルギーインフラを中心に、インフラ関連のディールアドバイザリーに従事。これまでに、国内電力卸売市場に関する支援や、エネルギー開発や鉄道事業などの海外インフラ投資支援に携わる。民間事業のみならず、官民連携の支援にも関与。2021年度の新卒研修を担当。

M.Uchikoshi(#itsolutionconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 IT Solution Consulting アソシエイト

2020年に大学卒業後、新卒でPwCコンサルティングに入社。IT Solution Consultantの1期生としてBusiness Transformation部門に所属。製造業の業務基幹システム再構築プロジェクトで会計領域を担当、通信業のERP導入支援プロジェクトにおいては、RPAを利用した新しいソリューションを提供する。IT Solution Consultantの採用活動をサポートするチームのリードを半年間担当。

T.Zhan(#technologyconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 Technology Consulting シニアアソシエイト

2018年に大学院修了後、新卒でPwCコンサルティングに入社。製造業や製薬業を対象に、主にサイバーセキュリティ領域に係るコンサルティングに従事。セキュリティ戦略策定やセキュリティアセスメント、セキュリティ管理体制の立ち上げやグローバルITインフラ統合の実行支援などのプロジェクトを経験。

Y.Okamoto(#strategyconsultant)
PwCコンサルティング合同会社 Strategy& シニアアソシエイト
2018年に大学卒業後、新卒でPwCコンサルティングの戦略コンサルティングチーム「Strategy&」に入社。消費財、製造業、通信産業、交通インフラ、ガス・電力会社、官公庁を中心に、事業戦略策定支援、サステナビリティ戦略策定支援、新規事業戦略策定支援、組織改革策定支援、訪日外国人旅行者の誘致戦略策定支援の実績を有する。

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